まーちのオーストラリアブログ

韓国人パートナーとオーストラリアに住む保育士の日常です。

ポイント制

朝晩冷え込む冬のオーストラリア、おでんが美味しい季節となりました。暑いのが苦手な日本人の皆様は、避暑地にはもってこいだと思います。ぜひジェットスターのセールでオーストラリアに来てみてください。(遅延や欠便などの責任は取れませんのでご了承ください。)

 

さてさて、今日は我が家で取り入れているポイント制についてお話しします。

私には婚約済みのパートナーがいます。出会いや馴れ初めはのちのちブログには書いていこうかなと思うのですが、とにかく明るい安村もびっくりするほどとにかく優しいJさんです。

先日、どちらがどれだけ相手への愛が大きいのか、という話題になりました。Jさん曰く、私からの愛の方が大きい(愛情表現をする回数が多い)との事。

しかし相手への愛は、もちろん愛してるという言葉だけでははかれませんよね。行動や仕草、なんなら日々のルーティンや生活習慣にも現れると思います。

そこで私たちは自分が相手からの愛を感じた瞬間があれば、1ポイントを相手へ加算することにしました。

例えば、、

・お風呂上がりのタオルを用意してくれた。

・ゴミ捨てをしてくれた。

・ソファで寝てたらブランケットをかけてくれた。

・お水を入れてくれた。

・ベイプをする時外に出てくれた。

 

ポイント制を導入したその瞬間から、お互いがお互いへのポイント加算で大変忙しくなりました。毎秒、とまではいきませんが、毎分(毎10分?)の勢いでどんどんポイントが貯まっていきます。

もちろん初めから数える気などはありませんでしたが、到底数えて覚えておけるようなポイント数ではありません。そして、その都度相手に「1ポイント!!」と伝える事すらもめんどくさくなってきました、、。

 

今となっては、私が時々思い出したように「1ポイント!!!!」と笑いをとる手段になってしまいましたが、このポイント制によってどれだけ普段の日常生活の中で、自分が大切にされている存在なのかということが再確認出来た出来事でした。

我が家は常日頃からありがとうと言うし、寝る前は特に1日を思い出して再度感謝の気持ちを伝える時間がありますが、これからももっともっと些細なありがとうを見つけてパートナーに伝えていければと思っております。

 

f:id:Masbblog:20230605155313j:image

 

買い物するJさんから、ある日突然送られてきた写真。私に似ているそうな。1人時間にも私のこと思い出してくれてありがとう。1ポイント!!

ワークライフバランス

こんばんは。パートナーが帰ってくる前に、焼き魚で一杯頂きながら、ブログを書いています。(ビール2本目突入まで5秒前⭐︎)

さてさて今日はオーストラリアの働き方について少し私の意見を話せたらいいなと思います。

 

私は日本での仕事の経験も多いほうだと思いますが、ここオーストラリアでも様々な経験をしている方だと思います。ウェイトレス、シェフ、ファーム、ベビーシッター(住み込み・通い)、日本語教師、バリスタ、クリーナー、そして保育士。

どれももちろん大変ですが、それなりに楽しかったりやりがいがあったりしますよね仕事だから。

その中でもやっぱりメインはお金だと思います。オーストラリアの時給は日本と比べて倍(以上)あります。ポジションにもよりますが、最低賃金で21.38ドル日本円で約1900円です。これはもちろん仕事を始めたばかりの新人でも同じです。

オーストラリアの物価を考えると妥当どころか足りないなと感じることもあるほどですが、私も初めはとても嬉しかったし少しリッチな気持ちになったりもしました。

 

それから、1番最初の職場日本食レストラン(始業10分前にはスタートするという謎のルール)と出来高制だったファームでの仕事を除いて、その他の全ての職場で時間外労働(無給残業)はしたことがありません。今の保育園も9時からのシフトであれば、8時59分までは休憩室にいて9時に教室に入ります。5時にシフトが終わる日は、5時にタイムカードを押して5時1分にはエレベーターの中にいます。(職場と家が近いので5時5分に家に着いている時もある)

上記の職種以外の仕事は分かりませんが、私の経験上オーストラリアは仕事とプライベートの両立がしやすい国と言えるのではないでしょうか。

 

また日本のように有給がありますが、それとは別に病気のとき用の有給(sick leave)もあります。保育士は特に子どもから風邪をもらったりすることが多いので本当に助かっています。1年間で高熱を3回と結膜炎を2回、膀胱炎を2回しましたので私はフルで使用していますが、家で寝ていてもお給料が発生するのはありがたいです。(日本のように勝手に有給消化されることもない)

ちなみにこの病気用の有給は、自分の家族を看病する時にも使用できます。私のパートナーは毎日欠かさずジムに行くので元気ですが、私が高熱で自力で病院に行く事すらできなかった時は休みを取って一緒に総合病院に行ってくれました。特に子どもがいるご家庭の人は、本当に助かる制度だと思います。

 

病院に行けて少しホッとする39度の私

f:id:Masbblog:20230530185635j:image

 

日本で正社員で働いていたときにびっくりしたことがありました。それは祝日会社が閉まるので有給を使って休めと言われたことです。その時は何がなんだかわからずに上司に言われるがままに自分の有給を消化して祝日休みにしましたが、今も腑に落ちていません。

雇用形態によって違いますが、私は今オーストラリアでパートタイムというポジションで仕事をしていてそれは永久雇用という意味なので祝日は仕事をしなくてもお給料がもらえます。祝日の日数こそ日本より少ないオーストラリアですが、ほとんどの会社やレストランまでもが祝日は休みになります。

 

もうひとつ、移民が多いというのも理由のひとつかもしれませんが、長期休暇が本当に取りやすいです。

1ヶ月の休みなんて日常茶飯事で私の同僚は正社員(フルタイム)ですが、自分の国へ帰国して家族に会うために3ヶ月の休みを取っていました。日本で働いてる家族や友だちは長くても1週間が限度のように思います。

また、有給を申請するのにわざわざ理由を言わなくてもいいです。休みたいから、それで十分。私も来週の金曜日、お休みにしました。最近疲れているので。

お盆や年末年始のようにみんなが一斉に休みを取る(取らなければいけない)ようなこともないので、自分のタイミングで自分の休日・ホリデーを決められます。

 

もう5年近く日本で仕事をしていないので今現在のことはわかりませんが、私の経験から言えば日本よりオーストラリアのほうがワークライフバランスは断然取りやすいと思います。し、そもそも仕事とプライベートを天秤にかけたときに、天秤にかけるほどのこともなくプライベートのほうが大事であると胸を張って言えるようになったのも、そういえばオーストラリアに来てから変わったことの一つかもしれません。

 

 

たこ焼きパーティー

一家に一台たこ焼き器のある地域に生まれ育ったので、たこ焼きパーティーはもはや日常でした。

実はオーストラリアでもたこ焼き器買えるんです!コンセントもオーストラリアのプラグ対応です!

でもやっぱり日本で買う事を思うと割高になってしまうので(60ドルくらい?日本円で5500円)、私はたこ焼き器の鉄板のみを日本に帰国した際にイオンで買って(母親にプレゼントしてもらって)オーストラリアに持ってきました。ガスコンロでいつでもどこでもたこ焼きが作れるのでとても便利です。

 

ということで、我が家でもたこ焼きパーティーを定期的に開催することができるようになりました。

卵、小麦粉、キャベツはオーストラリアのローカルスーパーで買うことができるし、たこは冷凍のもので良ければアジアンスーパーで買うことができます。今回はこれを使いました。

 

f:id:Masbblog:20230527205946j:image

 

パートナーが準備のお手伝いをしてくれた際に少し気付きがあったので今日はそれをシェアしたいと思います。

 

パートナーに何か出来ることはないか、と聞かれたのでキャベツを切って!とお願いしました。するとすると、用意されたキャベツはトンカツのサイドにあれば200点満点であろう均一の細さで千切りにされたものでした。

そしてその後お願いしたタコはなんと、みじん切りになっているではありませんか。

 

どんな風に切れば良いか具体的に伝えなかった私の言葉不足でしたが、胃に入ってしまえばみんな同じと言う事でそのまま強行突破することに。

作っている段階ではやっぱり千切りのキャベツを綺麗にくるくるするのは難しいのか!?と思いましたが、意外にもみんなひとつのたこ焼きに落ち着いていきました。

そしてなんとこれお味のほうが最高でした、キャベツのシャキシャキ感が増してみじん切りにされたタコはどこを食べてもこんにちはしてくれるのでお得感が満載!!

 

f:id:Masbblog:20230527211808j:image

 

とても美味しく会話もビールも弾んで良い時間を過ごすことができました。パートナーもご満悦でお得意の歌を何度も歌っていました。

♪大阪にーはーうーまいもんがいっぱいあるんやでー♪

 

 

たこ焼きのキャベツはみじん切り、タコはぶつ切りじゃないといけない、というのはただの思い込み。そうじゃなくても美味しいたこ焼きは食べられるのです。

世の中にはたこ焼きのような小さなこともあれば社会問題にまで発展する大きなことまで思い込みやステレオタイプで溢れていると思います。

 

今仕事をしている保育園でも、工作をする前に見本をあえて見せません。正解はないからです。子どもたちを誘導するような発言も控えます。極端に言えば、工作に参加したくない子は参加しません。食事の時間だってお腹が空いていなければ席に着かない子もいます。

日本の保育園で働いたことがないし、ましてや通園経験もないので内情が全くわかりませんが、オーストラリアの保育園で働いてみて、なんとも自由だなあ、というのが率直な感想です。自分がどれだけ固定概念に縛られて生きてきたか、という事実に直面する機会が多く、日々勉強させられますね。

 

 

また近いうちにたこ焼きパーティーをしたいと思います。優しいパートナーに甘えて、またキャベツとタコを切ってもらう予定です。

 

ブログ開設

高校、大学のときは日常化していたブログも、いつの間にかTwitterや Instagramを使う頻度が増えてご無沙汰となりました。

 

オーストラリアに住んで4年半が経ち、英語で話す機会が増えると同時に日本語の使い方を忘れてしまう不器用な私ですが、またあの青春時代を思い出すかのように10年(以上)ぶりにブログを始めていきたい所存ですので、拙い日本語にはなりますがお付き合い頂けると幸いです。

 

本日無事にブログの開設ができたので、簡単に私の自己紹介をしたいと思います。

 

まーちは、私のお気に入りのコアラのぬいぐるみの名前から取りました。そもそもコアラのぬいぐるみの名前「まーち」は日本のお菓子「こあらのマーチ」から取りましたので、あの緑の六角柱のパッケージを見た際は私を思い出してください。

 

オーストラリアに住んでちょうど4年半になります。ワーキングホリデーを2年と、学生を3年(予定)で今後は186ビザでオーストラリアに永住予定です。私のビザの経緯も今後詳しくお話ししたいと思います。

 

韓国人の年下パートナーがいます。先日、サプライズでプロポーズを受けましたので婚約中ということになりますね。入籍や挙式は未定です。なぜなら今借りているマンションが8月に退去予定なのですが、留学生増加による家賃の高騰でまだ次に住む家が決まっていないのです。明日の事も未定ですが、まあ何とかなるか精神で乗り越えていきます。

 

お仕事は、保育士をしています。今の保育園で仕事を始めて1年になりました。2.3歳児のクラスの担当をしており、トイトレ・イヤイヤ期真っ最中の可愛い子どもたちに振り回されながら楽しい毎日を過ごしています。日本とオーストラリアの教育の違いなども今後話していけたらと思っています。

 

他には、日本語のチュータリングをしていたり趣味でミシンを踏んだりもしています。去年までローカルカフェでバリスタをしていたこともあり、コーヒーを飲むのも好きです。でもそれ以上に大好きなのはオーストラリアのビールで、暇があればブリューワリー(ビール醸造所)に行って出来たての生ビールを飲むのが至福です。ちなみに1番好きなのはBalter というブランドのビールで中でもEazy Hazy がイチオシです。

 

f:id:Masbblog:20230526185611j:image

 

今日は金曜日ということもあり、パートナーも仕事を明日に回して早く帰ってきましたので、久しぶりのたこ焼きパーティーをしたいと思います。皆様も素敵な華金をお過ごしください。

それでは、また。