まーちのオーストラリアブログ

韓国人パートナーとオーストラリアに住む保育士の日常です。

ワークライフバランス

こんばんは。パートナーが帰ってくる前に、焼き魚で一杯頂きながら、ブログを書いています。(ビール2本目突入まで5秒前⭐︎)

さてさて今日はオーストラリアの働き方について少し私の意見を話せたらいいなと思います。

 

私は日本での仕事の経験も多いほうだと思いますが、ここオーストラリアでも様々な経験をしている方だと思います。ウェイトレス、シェフ、ファーム、ベビーシッター(住み込み・通い)、日本語教師、バリスタ、クリーナー、そして保育士。

どれももちろん大変ですが、それなりに楽しかったりやりがいがあったりしますよね仕事だから。

その中でもやっぱりメインはお金だと思います。オーストラリアの時給は日本と比べて倍(以上)あります。ポジションにもよりますが、最低賃金で21.38ドル日本円で約1900円です。これはもちろん仕事を始めたばかりの新人でも同じです。

オーストラリアの物価を考えると妥当どころか足りないなと感じることもあるほどですが、私も初めはとても嬉しかったし少しリッチな気持ちになったりもしました。

 

それから、1番最初の職場日本食レストラン(始業10分前にはスタートするという謎のルール)と出来高制だったファームでの仕事を除いて、その他の全ての職場で時間外労働(無給残業)はしたことがありません。今の保育園も9時からのシフトであれば、8時59分までは休憩室にいて9時に教室に入ります。5時にシフトが終わる日は、5時にタイムカードを押して5時1分にはエレベーターの中にいます。(職場と家が近いので5時5分に家に着いている時もある)

上記の職種以外の仕事は分かりませんが、私の経験上オーストラリアは仕事とプライベートの両立がしやすい国と言えるのではないでしょうか。

 

また日本のように有給がありますが、それとは別に病気のとき用の有給(sick leave)もあります。保育士は特に子どもから風邪をもらったりすることが多いので本当に助かっています。1年間で高熱を3回と結膜炎を2回、膀胱炎を2回しましたので私はフルで使用していますが、家で寝ていてもお給料が発生するのはありがたいです。(日本のように勝手に有給消化されることもない)

ちなみにこの病気用の有給は、自分の家族を看病する時にも使用できます。私のパートナーは毎日欠かさずジムに行くので元気ですが、私が高熱で自力で病院に行く事すらできなかった時は休みを取って一緒に総合病院に行ってくれました。特に子どもがいるご家庭の人は、本当に助かる制度だと思います。

 

病院に行けて少しホッとする39度の私

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日本で正社員で働いていたときにびっくりしたことがありました。それは祝日会社が閉まるので有給を使って休めと言われたことです。その時は何がなんだかわからずに上司に言われるがままに自分の有給を消化して祝日休みにしましたが、今も腑に落ちていません。

雇用形態によって違いますが、私は今オーストラリアでパートタイムというポジションで仕事をしていてそれは永久雇用という意味なので祝日は仕事をしなくてもお給料がもらえます。祝日の日数こそ日本より少ないオーストラリアですが、ほとんどの会社やレストランまでもが祝日は休みになります。

 

もうひとつ、移民が多いというのも理由のひとつかもしれませんが、長期休暇が本当に取りやすいです。

1ヶ月の休みなんて日常茶飯事で私の同僚は正社員(フルタイム)ですが、自分の国へ帰国して家族に会うために3ヶ月の休みを取っていました。日本で働いてる家族や友だちは長くても1週間が限度のように思います。

また、有給を申請するのにわざわざ理由を言わなくてもいいです。休みたいから、それで十分。私も来週の金曜日、お休みにしました。最近疲れているので。

お盆や年末年始のようにみんなが一斉に休みを取る(取らなければいけない)ようなこともないので、自分のタイミングで自分の休日・ホリデーを決められます。

 

もう5年近く日本で仕事をしていないので今現在のことはわかりませんが、私の経験から言えば日本よりオーストラリアのほうがワークライフバランスは断然取りやすいと思います。し、そもそも仕事とプライベートを天秤にかけたときに、天秤にかけるほどのこともなくプライベートのほうが大事であると胸を張って言えるようになったのも、そういえばオーストラリアに来てから変わったことの一つかもしれません。